配当重視の投資方法や日々の事柄など


by DIP (Dividend Investor Papio)

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バフェットの疑似債券

バフェットは株式を一種の「疑似債券」ととらえています。そしてEPSを債権の利子と考えています。企業利益は毎年変動するので、バフェットの「疑似債券」は変動利付債権といえます。実際、税引き後利益はすべて株主のものですのでEPSを利子とみなすこの考え方は納得がいきますね。

「疑似債券」では、投資家はEPSの成長によって大きな利益を得ることになります。EPSが減少する企業はバフェットの投資対象にはなりません。バフェットにとって重要なことは、中長期的な株主資本の成長と、それに伴う利益の成長です。

バフェットの買う株式は、将来にいくほどクーポンが大きくなる疑似債券です。通常の債券は償還を迎えるまで毎年同額ですがこの疑似債券では毎年クーポンが増えていくわけです。不動産投資では家賃の増額は難しいですがバフェット銘柄では毎年家賃収入が増えていく不動産投資のようなものです。

初期投資の部分に対する直利は購入時の株価によって決定されますが、配当以外の内部保留によって付け加わる部分に対する直利はROEによって決まります。初期投資の部分に対する利益が低くても、時間の経過とともに総投資に対する直利はROEに近づいていきます。ここに長期投資の妙味があります。





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by papio1017 | 2015-09-29 22:49 | 投資

不動産投資について

久しぶりに不動産投資について書きたいと思います。

僕の場合、不動産投資といっても物件を購入するまでは一生懸命調べますが、購入した後は管理会社に丸投げなのでいわゆる管理に関してはまたくやっていません。月に1回、各物件の部屋の家賃の振り込み状況と空き部屋のリフォーム代などが一覧になって送られてくるだけです。

また物件も個人の所有でなく別事業を行っている法人に所有させているので月々、大体これくらい収入があるというのはわかっていましたが、その明細をあまり見たことはありませんでした。

少し気になって過去2年分の明細を見返してみました。結果、不動産投資は思った以上に経費が掛かっていることがわかりました。

一番多いのは空室になった時、次の人が入るまでに行うリフォーム代です。これは部屋数が多くなればある程度仕方のない問題だと思います。またエレベータの定期点検代、貯水槽の定期清掃など結構かかっています。

10年に1度くらいですが外壁の塗り替えなどはかなり莫大な金額がかかります。僕の所有している物件でも6F建てのRCマンションの外壁塗装には足場を組む必要もあったため1千万以上の費用が掛かっていました。

このようにお金のかかる不動産投資ですが大きな利点もあります。まずは購入時レバレッジが効くこと、全額借入でまかなうことも可能です。また上物の金額が大きければ減価償却が効きます。法人で運営していれば税金も法人税が適応され有利です。

最近は米国株に夢中なので物件を増やす予定はありませんが、現在進行中の不動産バブルがはじけた後、また買い始めてもいいかなとは思っています。

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by papio1017 | 2015-09-28 23:31 | 投資
今年の初めに本屋さんでなんとなく買ってきた本ですが、そのまま読まずに放置していた本です。

日曜日ですが特に予定がなかったので軽い気持ちで読み始めたところ、軽妙な語り口に誘われて読み切ってしまいました。わかり易い内容でとても良い本でした。著者のジム.クレイマーはアメリカではバエットと並んで誰でも知っている投資啓蒙家だということです。

基本的にはファンダメンタル重視の中長期投資を薦めています。配当重視というよりは成長株に投資してキャピタルゲインを得るという形ですがEPSの成長率を重視するなど参考になるところがたくさんあります。特に第1章の「何が株価を動かすのか」第2章の「トップダウンアプローチ」の手引きは必見です。

ジム.クレイマーはスーパーグロース銘柄としてアマゾン、グーグル、スターバックスを例として挙げています。中でもアマゾンについては最高の評価をしています。僕のイメージではアマゾンは成長力は素晴らしいですが赤字続きでちょっと投資するにはどうかな・・というイメージでした。それが「フォローしておいて、下がった時にでも少し買おうかな」という気にさせるくらい説得力のある内容に圧倒されました。

他にも多くの具体的な推奨銘柄とその理由について詳しく書かれています。自分の保有銘柄が載っていると少しうれしくなりました。例を挙げると、イートン、ディズニー、コルゲート、J&J,ナイキ、ブラックロック、ペプシ、ベライゾン、マコーミックなどです。500ページと少し厚めの本ですがサクサク読めてしまう本でした。おすすめです。

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by papio1017 | 2015-09-27 21:29 | 投資

金額目標について

投資の目的金額をどこに置くのか、これはすごく大事なことです。

僕は年間で得られる配当所得の合計金額に対し目標額を設定しています。つまりは年間で得られるキャッシュフローです。決して総資産を目標にはしません

仮に通常のリタイアの年齢とされる60歳の時点で総資産を2億円とする目標を定めたとします。その後はこれを毎年少しずつとりくずし生活していくと仮定します。これはかなりリスキーな方法だと思うのです。

持ち株の時価総額は常に景気の状況に左右されます。昨日まで2億円を超えていても大暴落が起これば評価額は半分になってしまうでしょう。そうなると60歳以降資産を少しづつ取り崩していくという計画がすべて不可能になってしまします。

これに比べ優良企業の配当によるキャッシュフローはかってリーマンショックのような大きな金融恐慌の中でも配当を伸ばし、現在も増配中の企業もたくさんあります。

年間の配当合計金額の目標を定めておくことによって。相場が下げた時に安く株を買い増し、着実に目標に近づけるでしょう。米国では簡単には配当金は下げません。

例えば年間で600万円のキャッシュフローを手にすると計画した場合、景気の影響を受けない分、資産総額2億円よりもずっと確実に成功を達成できるでしょう、

目標を達成した後も原本には手を付ける必要がないので、リタイア後、配当金が余った場合は再投資すれば複利が効き、毎月の配当額も増えていくでしょう。

ただしこの戦略を実行するには待つことが必要になります。なんらかの原因によって株価が下げている時に購入することが大切です。PERが低い時に購入しましょう。僕の場合目標はPER20倍以下においています。

購入予定の株をリストしておき、暴落時にすぐに買えるようある程度のキャッシュポジションを保つのも大切ですね。

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by papio1017 | 2015-09-27 01:47 | 投資
ピータリンチが銘柄選択の時気を付けている13の項目というものがあります。
この中で面白いなと感じた項目について要約して書いてみたいと思います。

買い続けなければならない商品や日用品を扱っている会社 

薬は飲み続けなければならないので製薬会社、ティッシュペーパー(キンバリークラーク)、J&Jのコンタクトレンズ、綿棒 、コルゲートパルモリブの歯磨き粉 コーラ(コカ・コーラ、ペプシ) たばこ産業(アルトリアグループ、フィリップモリス)

感心しない業種

ピータリンチは産業廃棄物処理業者をあげていました。ウエイストマネージメントなど人が嫌がる会社

気の滅入る会社
 

葬儀会社など機関投資家が敬遠しがちな会社。サービス・コーポレーション・インターナショナル など

他にも 無成長産業 ニッチ産業 悪い噂の出ている会社 機関投資家が避ける会社など割とネガティブな印象の株を保有することをすすめています。これはその時点においてPERが低い企業、人気のない企業に投資せよということでしょうか、バリュー投資ですね。

ピータ・リンチは配当重視の投資戦略というわけではありませんが参考になることも多いと思います。著作の「株で勝つ」は名著だと思うので読む価値のある本だと思います。

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by papio1017 | 2015-09-26 15:45 | 投資
ピーター・リンチは運用したファンドの資産を13年間で700倍以上にしたという伝説の投資家です。長期投資家にとってバフェットと並ぶ至高の存在です。

彼は著書「ピーター・リンチの株で勝つ」の中で投資対象企業を6つのカテゴリーに分けて説明しています。これがわかり易く。個人投資家に非常に役に立つ内容になっています。

1 低成長株   電力株 鉄道株など 高配当株が多いので配当を目的に投資 業績の伸びはあまり期待できない
2 優良株    大企業で安定的に成長する企業の株 株価も安定的に上がっていくが爆発的な上昇はない
3 急成長株   成長率20%を超えるような企業の株、株価の爆上げがあり得るが成長が止まれば急落リスクもある
4 市況関連株  景気敏感株 株価が大きく上下して景気に左右される
5 業績回復株  倒産の危機から立ち上がった株、急上昇の可能性があるがリスクも大きい
6 資産株    時価総額に比して現金、不動産、ブランドなど資産をたくさん持っている株

配当投資家の僕は上記の中で2つのカテゴリーに投資しています。

1 低成長株  アメリカンエレクトリックパワー、サザン、PG&Eなどの電力株 AT&Tなどの通信株でしょうか
2 優良株   ドル高で不調ですが P&G J&J ウオルマートなどでしょうか

他のカテゴリーに関しては急落リスクを考えるとなかなか投資するのに勇気がいりますね。ピータリンチの著作の中には銘柄選択時のコツをまとめている章もあり、こちらの方はまたの機会に紹介したいと思います。

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by papio1017 | 2015-09-23 00:09

本日の米国株

今日の米国市場は150ドル以上あげています。

ちょっと買い増すのは難しい日ですね。先週の末にかなり下げたのでその反動でしょうか。為替も円安方向にすこしずつ振れています。

中国が経済回復していくにはしばらく時間がかかるように思います。そうなると世界経済を考慮してFRBもなかなか金利を上げにくいことが予想されます。

もしこの中国初の不況がさらに広がっていったとき、米国には下げるべき金利がありません。わずかでもいいので年内中に金利を上げたいところでしょう。

金利上昇ペースはきわめて緩やかになると想像しますが、これに伴い円も徐々に安くなっていくのではないでしょうか・



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by papio1017 | 2015-09-21 23:52 | 投資

資本を食う豚

先日シーゲル博士の「株式投資の未来」を読み直したことについて書きました。いつも感心させられるのは第7章の資本を食う豚のところですね。毎回投資の際に気を付けなければと思います。

世の中で話題になっている企業、新しい技術革新を行っている企業、こういうところに注目が集まり、投資をしてみたいと思いがちです。シーゲル博士は設備投資や研究開発を『資本を食う豚』と称して革新的な技術はむしろマイナスになると指摘しています。

投資家は素晴らしい技術を開発した会社に早期から投資できればすばらしいリターンを得られる、と考えがちであるとしています。しかしこれは間違った考えで経済の成長と利益の成長は別のものであり、生産性の向上はむしろ利益を破壊し、株価急落の原因にさえなると説いています。

なぜか、1社が技術革新を起こしても他の競合他社が同様のことを始めれば競争が起こり価格も下がり、利益も減っていく。技術革新の恩恵を受けるのは消費者であり投資家ではないということです。

投資すべきは話題の新技術を作り出すような会社ではなく、地味であっても前回書いたwide moatを持っている会社が株主を儲けさせてくれるようです。

ぜひこの章だけでも読んでみてください。


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by papio1017 | 2015-09-21 10:02 | 投資

現在の保有銘柄

このところいろいろ買い増ししたので保有銘柄が増えてきました。アリババへの投資は失敗でしたね。10年くらい放っておくか、損切りするか悩ましい所です。あとの銘柄はそのまま続行です。米国金利上昇懸念からかリートが下げてます。分配金4%を超えてきているので少し買い増しも考え中です。

ティッカーコード 銘柄名
PM フィリップ モリス インターナショナル
BND バンガード・米国トータル債券市場ETF
ADP オートマチック・データ・プロセッシング (ADP)
BLK ブラックロック
ITW ITW(イリノイ・ツール・ワークス)
NGG ナショナル・グリッド
VZ ベライゾン・コミュニケーションズ
PFF iシェアーズ 米国優先株式 ETF
RWR SPDR ダウ・ジョーンズ REIT ETF
PPG PPGインダストリーズ
VFC VF
GWW W・W・グレインジャー
ETN イートン
GPC ジェニュイン・パーツ
DPS ドクターペッパー・スナップル・グループ
MKC マコーミック
AEP アメリカン・エレクトリック・パワー
HE ハワイアン・エレクトリック・インダストリーズ
HRL ホーメル・フーズ
HEDJ ウィズダムツリー ヨーロッパ・ヘッジド・エクイティ・ファンド
BABA アリババ・グループ・ホールディング
DIS ウォルト・ディズニー
DUK デューク・エナジー
EMR エマソン・エレクトリック
GIS ゼネラル・ミルズ
GSK グラクソ・スミスクライン
KMB キンバリークラーク
LMT ロッキード・マーチン
PAYX ペイチェックス
PCG PG&E
HD ホームデポ
IBM IBM
RTN レイセオン
SO サザン
UN ユニリーバ
WM ウェイスト・マネジメント
JNJ ジョンソン・エンド・ジョンソン
K ケロッグ
MMM スリーエム
MO アルトリア・グループ
MSFT マイクロソフト
NKE ナイキ
PEP ペプシコ
PG プロクター・アンド・ギャンブル
T AT&T
CL コルゲート・パルモリブ
UTX ユナイテッド・テクノロジーズ
DVY iシェアーズ 好配当株式 ETF
AGG iシェアーズ コア米国総合債券ETF
JXI iシェアーズ グローバル公益事業 ETF
TLT iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF
LQD iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF
WMT ウォルマート・ストアーズ
XOM エクソンモービル
CVS CVSヘルス
TGT ターゲット
KHC クラフト・ハインツ

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by papio1017 | 2015-09-20 18:00 | 投資

wide moat

海外の投資サイトをみているとよくwide moatという言葉をみかけます。バフェットも良く使うそうですが、moatは堀という意味だそうです。つまりwide moatとは広い堀がある。攻めにくい、防御力があるということでしょう。
企業でいえば参入障壁が高い企業ですね。

僕の読んだ「MarketHack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法(広瀬隆雄) 」という本に著者の考える
wide moat企業の条件が載っていました。

1.事業規模が非常に大きい
2.市場占有率が圧倒的である
3.構造的競争優位(=多くの場合低コストになる特別な秘密を持っている)
4.太刀打ちできない無形資産(ブランド)
5.ネットワーク効果
6.ユーザーや顧客にとって乗り換えコストが大きすぎる

長期にわたる優良企業は上記の条件の複数を持っていることが多いようです。

例として
エクソン・モービル(XOM)
ウォルマート(WMT)
ゼネラル・エレクトリック(GE)
キャタピラ(CAT)
オラクル(ORCL)
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)
コカコーラ(KO)
などを挙げていました。

規模の差はあれ上記の条件は自分のビジネスにも応用できるのではないでしょうか?同業他社にどのように差をつければいいのか?同じビジネスをしていてなぜ差ができるのか?ヒントが隠されているような気がします。

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by papio1017 | 2015-09-19 17:00 | 投資