配当重視の投資方法や日々の事柄など


by DIP (Dividend Investor Papio)

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未来予測は不可能

最近特に思うのは未来の予測は不可能だということです。

話題になっている米国の利上げや日銀の追加緩和に対しても色々な意見があります。早くやったほうがいい、いや今はまだ時期早々だ、などあらゆるエコノミストがそれぞれの考えを持っています。

結論としては未来は現時点では全くわからないということだと思います。

米国が年内利上げを行って株価が急落するかもしれないし、案外、落ちたとしてもすぐに回復するかもしれません。あるいは来年まで利上げをせずズルズルとタイミングを逃す可能性もあります。すべては結果が出てから後付けで、こうだったらよかったのに、と説明されるでしょう。

最悪を考えれば中国景気の悪化から金融危機が訪れるかもしれませんし、地政学的リスクが高まっていることから戦争もあり得るかもしれません。

ではどうしたらよいのか、結局は今できることをするしかないと思います。僕の考える今できる最良のこと、それはなるべくリスクの低い投資を行うことでしょうか。

通貨を分散する、投資国を分散する、投資対象を分散する、時間軸を長くとり、早急な結果を求めないなどいくつか心がけていることはあります。

この点でも配当目的の投資は比較的安全な投資法だと考えています。

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by papio1017 | 2015-10-31 19:41 | 投資
現在の株価が割高なのか割安なのか、フェアバリューはどのくらいか?を知るのにDiscounted Cash Flow Analysis(DCF法)があります。この方法は企業が生み出す将来のキャッシュフローのすべてを現在価値に置き直し、合計したものです。この割引現在価値については過去のブログで書きました。

最近はこの理論をもとに、やさしく計算できる、定率成長配当割引モデル(Dividend Discount Model)を使って理論株価を求めています。

僕が投資対象としている企業のほとんどが成熟企業であり連続配当を行っているため、配当の成長率を比較的容易に予測できるからです。毎年の配当がトレンドとして一定の率で成長すると仮定し、永久還元の定義式を当てはめると理論株価(P)を求めることができます。

予想配当 D₁ 配当の年成長率 g(%) 割引率 r(%)で示すと最終的には理論株価Pは
Gordon Growth Model Equation
で表されることになります。これは株の本質的な価値(Intrinsic Value)が将来もらえる配当のすべての割引現在価値の合計であることを利用したモデルです。これはGordon Growth Modelと呼ばれています。
下図(dividend monk blogより引用)
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この時、配当成長率gは過去の配当履歴より推測することができますが、割引率であるrはどのような値になるのでしょうか?割引率とは債券や株に投資する際、投資家がリスク水準を考え、最低これだけ欲しいと思うリターンに当たります。

通常債券よりリスクの高い株式に投資するので、債券利回り以上の高いリターンを欲しいと思うはずです。この金利を上回る部分をリスクプレミアムと呼びます。少なくても僕は長期金利プラス4~5%程度は欲しい所です。米国の海外ブログを見ると割引率は10%前後で計算しているものが多いようです。

このような価値計算が絶対に必要というわけではありませんが、株価が本来どのような要因で決まるのかを理解しておくことや現在の株価が割高なのか、割安なのかを知る目安になると思います

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by papio1017 | 2015-10-30 20:02 | 投資
配当投資家の僕は、高配当銘柄と配当成長銘柄の2つをこのブログの中で使い分けています。

過去のブログを読み返してみるとなんとなくわかりにくいような気もするのでこの機会に2つの違いについてまとめておこうかと思いました。

高配当銘柄とは現在の配当が高い銘柄、4%を超えるものも多くあります。配当利回りが高いということは逆に言えば株価が低く押さえられていることにもなります。大きな成長力は期待できませんので株価は一定の水準を上下するようなイメージでしょうか。配当は増配してもわずかです。ただし一定の安定した利回りを得られるのは大きな利点です。例としては電力株(AEP,SO,DUKなど)通信株(T,VZ)などでしょうか。

配当成長銘柄とは配当貴族銘柄に代表されるような連続増配企業を指しています。このような企業は利益成長力型が高い上、株主に対し還元することを強く意識している企業群です。株主に報いるために配当を毎年上げていくだけでなく、定期的に自社株買いを行い一株利益(EPS)を上昇させています。特に配当貴族銘柄では25年以上も連続増配を続けており、その安定性は素晴らしいものがあります。

この2つを組み合わせることによって安定した配当を得られるようになります。高配当銘柄で得られた高い配当金を成長力の高い企業に再投資することによって得られる配当金の成長を高めていくことができるからです。

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by papio1017 | 2015-10-29 19:26 | 投資
Dividend Growth Investorブログの中で長期配当成長株の見つけ方について素晴らしい投稿を見つけました。昨年2月の投稿なのですが現在にも、そしてこらか先の未来においても通用するような内容となっています。

まずはスクリーニングです。David Fish 氏のdividend championsリストを使って25年以上増配している企業をピックアップします。このリストに残ることは実は容易なことではありません。いくつかの戦争、バブルの崩壊、景気後退、ソビエトの崩壊、新興国の台頭などいくつもの困難の中にあっても配当を増やし続けてきたという歴史があります。

次にこの企業群の中から条件に合った企業を抜き出していきます。ここでは下記の4つの条件で絞り込んでいます。

①PER 20倍未満
②配当利回り 2.5%以上
③配当性向  60%未満
④配当成長率 6%以上

以上の条件に加えそれぞれ個人の基準を加え企業を絞っていきます。この投稿ではこの時点で十数個の企業に絞り込んでいます。この部分の設定については各個人の好みにより多少設定を変えてもいいかと思います。

次のステップではここまでで絞ったそれぞれの企業に対し個別に分析していきます。ここでは例として売上高、利益、配当、配当性向、キャッシュフローなどのトレンド分析を上げています。

次に各企業の儲ける力、他社が参入してこれないような障壁(wide moats)を持っているか、これにより未来も利益を生む力を持続できるかを判断します。

以上のプロセスを経て最終的な投資候補を見つけるわけですが、このプロセスを毎月辛抱強く行うこと、そして少しずつでも絶え間なく資金を投資することが大切だとしています。

そして最も大切なことは変化に対応するため、常に投資に対し学び続けることだとしています。この投稿の中に配当投資の基本となることがすべて含まれていると感じ、紹介させていただきました。

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by papio1017 | 2015-10-28 19:11 | 投資

年齢による投資法の違い

20代から40代までの投資法と50代、60代に入ってからの投資法では違ってくるものだと考えています。

配当目的の投資法は安全性については優れているとは思いますが短期間では投資資金を大きく増やすことは難しい方法です。配当再投資によって大きく資金は増えていきますが時間が必要になるわけです。この点からなるべく若いころから少額でも良いので投資をしているほうが有利だと思います。

時間をある程度味方にできる20代、30代は配当成長株に焦点を絞って買っていくのが一番効率が良いのではないでしょうか。配当はすべて再投資に回すことによって10年後にはかなりの投資資産となっているはずです。

40代に入ったら配当成長株だけでなく高配当株(配当成長は低いことが多いです)や債券ETFを混ぜていくほうがいいかと思います。これはリスクを減らすとともに、入ってきた配当は全額再投資まではせずある程度のキャッシュポジションも確保しておきます。これが生活で不意にキャッシュが必要となる出来事や、金融危機などの際に大幅安となった優良株を拾う資金となります。

60代以降になるとリタイヤする人も多くなってきますので基本的には配当および年金などで生活し、余剰資金ができるようであれば再投資にまわせばよいのではないでしょうか。

通常のリタイアまでに一定の金額を貯めそれを取り崩していく方法とは違い、投資元本には手を付けませんし、もらえる配当は年々成長していきます。自分は何もしないのに毎年の配当金は増えていくのです。これはかなり安心感のある方法だと思います。

ひとつだけ大切なのは株を選ぶ段階で間違えてしまうと致命的だということです。買ってしまった後は比較的何もしなくてもよいのですが銘柄選択の知識だけは磨いておく必要がありそうです。

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by papio1017 | 2015-10-27 19:30 | 投資


米国四季報の秋冬号が出ました。2015年から年2回になったのでかなり便利です。ただし数字の間違いなどは結構あるので、候補銘柄を見つけたら自分できちんと調べることをおすすめします。

僕は注目会社のところは比較的細かくすべて目を通し、あとはざっと見て気になる企業だけ詳しく調べています。特集や巻末のランキングも便利ですね。

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by papio1017 | 2015-10-26 23:00 | 投資

配当再投資の重要性

配当投資を行うにあたってその重要な部分に「配当の再投資を行う」というのがあります。

もちろん完全にリタイアしており配当金のみで生活する場合にはこの方法を使うことはできませんが、それ以前の自分の投資元本を増やす時期においては非常に有効な方法です。

配当成長率の高い企業の株式をある一定の数購入したとします。配当は配当成長率に合わせて複利で増えますが、株数自体は再投資しない限り増えていきません。もしもらった配当金で同株を買えるだけ購入していくと株数自体も増えていくため時間の経過とともにもらえる配当金の合計は再投資を行わない場合に比べ爆発的に増えていきます。


下のチャートは一つの例ですが、50000ドルを初期投資資金として3.3%の配当利回り、8%の配当成長率とした時、配当を再投資した場合としない場合の40年間のリターンの推移を示しています。再投資した場合には40年後に3000000ドルに、再投資しない場合は1000000ドルと大きく差が出てきます。
配当成長率が高いだけではなく配当再投資することはパフォーマンスを上げるための重要な方法のひとつですね。(dividend monk blogより引用)
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by papio1017 | 2015-10-26 19:05 | 投資
この本は大分昔に買った本なのですが、当時は読まずに放ってありました。

久しぶりにふと手に取ってみて読み始めると面白くて止まりません。一気に読み切ってしまいました。

内容は伝説の大投資家たちの投資技法が簡潔にまとめられています。人間性についての記述もあり大投資家たちの性格まで描き出しています。楽しみながら天才たちの技法を学ぶことができる名著です。


紹介されている天才投資家は17人、T・ロウ・プライス、ウォーレン・バフェット、ジョン・テンプルトン、リチャード・レインウォーター、ポール・キャボット、フィリップ・フィッシャー、ベンジャミン・グレアム、マーク・ライトバウン、ジョン・ネフ、ジュリアン・ロバートソン、ジム・ロジャーズ、ジョージ・ソロス、フィリップ・キャレー、マイケル・スタインハート、ラルフ・ワンガー、ロバート・ウィルソン、ピーター・リンチとそうそうたるメンバーです。

自分の投資法の参考になる上に何より楽しく読めると思います。残念なことに絶版になっているようで中古で手に入れるしかないようですね。

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by papio1017 | 2015-10-25 19:14 | 投資
投資で最も大切なことは何だと思いますか?

僕は負けないことだと思っています。勝ちにいく必要はなく、負けないようにするのが大切だと考えています。

負けないとはどういうことか?もちろん株価はいつもランダムに動いています。日によってプラスの比もあればマイナスの日もあります。外部環境などによっても株価は大きく動くと思います。日々常に含み益がプラスということはあり得ません。

では僕の考える負けないとはどの様な事か?それは「致命的な損失を受けないこと、相場から退場しなければならないような事態にならないこと」だと考えています。

大きく勝ちに行こうとすれば大きく負ける可能性も出てきます。以前は日経平均先物やオプション、FXなどレバレッジの効いた取引もずいぶん行ってきました。大きく儲けた時期もあればそれ以上に損をした時期もあります。幸い退場に至るようなダメージは負いませんでしたが今考えると相当無茶な取引をしていました。

色々な取引をしてきた結果今の投資法に至ったわけです。キャピタルゲインを狙わず、一か八かの勝負に出ない、そして小さな勝ちを積み重ねていくこと、すなわち毎月の配当を積み重ねていくこと、そしてその配当を再投資し続けること、これが僕の考える負けない投資法だと思っています。

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by papio1017 | 2015-10-24 19:20 | 投資
僕が投資している米国株は当然のことながらドル建て資産です。

今後例えば大きな相場変動(大幅な円高ドル安)が起これば資産が大きく目減りするのではないか、という考え方があります。

これはもちろん正しいのですが、通常日本で働いている限りは日本円で収入を得ているはずです。僕が考えるに、すべてを円資産にしていることのリスクの方が大きいと考えているわけです。

基本的には労働収入を日本円で得ていること、投資は余剰資金で行うことを考えれば投資収入に関してはドル建てに偏っていても良いと考えています。

もちろん今後日本株が大暴落するようなことがあれば投資対象に加えることもあるかと思いますが、現在のところはまだ配当狙いで長期に安心してもてるような株は少ないと考えています。

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by papio1017 | 2015-10-23 19:13 | 投資